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めまい、耳鳴り・難聴が治る「5つ」の要素とは?


めまい、耳鳴り・難聴を治すためには
「抑える」ではなく「治療する」為の要素が必要なんです。 続きを読む →

耳鳴りを克服する

 

耳鳴りは体調や心の状態に左右されやすく、心身の状態が優れないと耳鳴りもひどくなります。そこで症状を軽くするためには、適切な治療とともに生活習慣を整え、心身の状態を整えることが何よりも大切です。そのポイントを5つにまとめましたので、ぜひ実践してください。

1.生活のリズムを整える

生活のリズムを整えることがストレスに強くなる最良の策です。毎日を一定のリズムのなかで過ごしていると、不測の事態にも動じない強さが心身に備わります。
大切なのは「睡眠」「食事」「仕事・学習」「運動・遊び」「休養」の5つをバランスよく行うこと。どこかに偏ると必ずストレスが生じて心身に影響します。 とくに仕事や学習に時間を費やすあまりに、睡眠・運動・遊び・休養の時間を削る人が多いものですが、そうした生活は健康を乱し、耳鳴りを悪化させかねませ ん。
私たちの生活は1日6~8時間の睡眠と3回の食事を中心に回っています。このリズムを大切に生活すると、心身の状態を整える自律神経の働きも活性化しま す。そこでまず大切なのは、質のよい睡眠を心がけること。遅くてもその日のうちに眠り、毎朝一定の時刻に起きる習慣を守ってください。もし耳鳴りが邪魔し て寝つけないのならば、静かな音楽や波の音・小川のせせらぎ・雨音などの自然界の静かな音を流してみてはどうでしょうか。これらの音には睡眠を誘う効果が ありますし、耳鳴りの音をまぎらわすこともできるでしょう。ただし、イヤホンやヘッドホンをしたまま眠るのは厳禁です。
また、寝る前にぬるめのお風呂に胸の高さまでゆったりと入ることも、睡眠の質を上げる効果的な方法です。ただし、熱い湯と長湯は危険をともなうので、とくに高齢者は避けてください。
さらに寝る前の食事は睡眠の質を低下させます。夕食は就寝2時間前までには済ませておくことが大事です。

2.毎日の食事に気を配る

バランスよい食事を心がけてください。なかでもビタミンB群は耳鳴りの改善に効果の期待できる栄養素です。とくにビタミンB12は中耳腔注入療法や 薬物療法など耳鳴りの治療で積極的に使われている成分です。食品ではアサリ、ウルメイワシ、サンマ、シジミ、スジコ、レバーなどに多く含まれています。
また、ビタミンB1はだるさやイライラなどの改善によい成分です。これは豚ヒレ肉、鶏レバー、ウナギ、ソバ、ご飯などに含まれます。ビタミンB2は脂質の 代謝をうながし、疲労や老化の原因となる過酸化脂質を分解する成分で、ウナギや豚レバー、卵、干しシイタケなどに豊富です。さらに、ビタミンB6は免疫機 能を高める力があり、イワシ、カツオ、サケ、サンマなどの魚類や小麦胚芽に多く含まれます。
一方、ストレスが耳鳴りを悪化させていると感じるときには、ビタミンCを多めにとるようにしましょう。イチゴ、グレープフルーツ、ミカン、カキ、キウイなどの果物や、ブロッコリー、パセリ、菜の花、ジャガイモなどの野菜に含まれます。
なお、カルシウム不足は骨を弱めるだけでなく、神経が高まり、ささいなことでイライラするようになります。ストレス社会に生きる現代人には、カルシウムの摂取がとくに大切ともいえるでしょう。
なお、3度の食事は毎日一定の時刻にすることも大切なことです。

3.酒・タバコを控える

深酒は耳の健康においてもよいことは何もありません。晩酌を楽しむとしても、適量を超えないようにしてください。また、耳鳴りで眠れないときなど、適度のアルコールで睡眠を誘うという方法もあります。ただし、飲酒によって耳鳴りが強くなる人もいますので注意しましょう。
タバコは百害あって一利なし。耳鳴りの治療を損なわせる作用も働きます。耳鳴りを克服したいと思うならば、強い覚悟をもってタバコはやめるべきです。

4.騒音・振動にさらされない

騒音や強い振動を耳に受けると、聴覚器を傷つける原因となります。こうした音響外傷からくる耳鳴りは、現代医療で最も治りにくい耳鳴りです。イヤホ ンやヘッドホンの長時間の使用や携帯電話での長電話などはできるだけ避けてください。パチンコ店やゲームセンター、ライブハウスなど大音響のなかに長時間 いることも、耳鳴りの引き金となります。
工事現場や工場などで働いている人は、耳鳴りや難聴になりやすいものです。騒音や振動の刺激を直接耳に受けないよう耳栓をするなど対策を立てましょう。

5.毛染め液やシンナーなど、薬品の使用に注意する

めまいの項目でも述べましたが、毛染め液の害が耳鳴りを起こすことがあります。すべての人がその害を受けるとは限らず、体質によります。ただ、自分 の体質がどうなのかは症状が出て初めてわかること。耳鳴り・めまい・難聴を防ぐためにも、毛染め液の使用には慎重になるべきです。
また、シンナーも耳に障害をもたらす薬品です。個室でプラモデル作りに熱中していて耳鳴りを発症した子供は少なくありません。接着剤や塗料に含まれるシン ナーが原因です。女性が使うマニキュアや徐光液にもシンナーは含まれます。鉄サビをとる作業やペンキ塗り、ドライクリーニングなど、多くの仕事でもシン ナーは使われています。このようなシンナーの含まれる薬剤を使用する際には、換気をしっかりと行わなければいけません。
なお、除草剤も耳鳴りの原因となる薬品の一つです。大量の除草剤を扱う農業の人はじゅうぶんに気をつけてください。

 

出典:第8神経を考える会