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めまい、耳鳴り・難聴が治る「5つ」の要素とは?


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耳鳴りのメカニズム原因

■耳鳴りのメカニズム
耳からの音の信号(空気の信号)は外耳道の奥の鼓膜を振るわせたルートと、他に頭の骨の振動のルートが奥の蝸牛で電気信 号に変換され、聴神経を伝って中枢に伝わります。中枢経路は、大脳の奥にある脳幹にある皮質下を通り、大脳皮質で音を感じます。皮質下は音をコントロール する役目を担っています。

老齢化すると蝸牛にある耳の神経の細胞が特に高い音に感じる細胞からだめになってきます。そうすると音を感じる大脳皮 質が「あれ、音がこないぞ」とセンサーの感度を上げます。上げすぎてしまうと、音とは違うシグナルまで大脳皮質で拾ってしまい、耳鳴りとして聞こえてしま うのです。高い音が聞こえない人が、ピーという高い音の耳鳴りを聞こえてしまうのもこの論理で少し納得がいきます。
大脳皮質で耳鳴りがなって感じても、たいしたことなければ大脳皮質のセンサーでとらえることもなくなり、それでは大脳皮質にわざわざ皮質下から音を送ることもなくなり耳鳴りはなくなってきます。
しかし耳鳴りを大脳皮質でずっと強く感じてしまうと、大脳皮質が大脳辺縁系という感情調節機能に作用し「この耳鳴り、いやな感じだなあ」と感じてしまいま す。そうすると大脳辺縁系が人間の体の調節機能である自律神経系に作用し、眠れなくなったり、冷や汗をかいたり、緊張してしまいます。
人間のストレスは大脳辺縁系と、自律神経系に作用します。ストレスがかかると、耳鳴りのいやな感じはパワーアップします。
従来の薬物治療は、神経自体に栄養を与えるビタミン剤や血流をよくして組織に酸素を与える血液循環剤の他に、うつ病等の精神的な薬を用いて、感情に作用す る大脳辺縁系と自律神経系のヒートアップを沈静化して、耳鳴りいやな感じだなあという気持ちを解消させ、緊張をほぐし眠りやすくさせます。
軽い運動や好きなことをやることによりストレスを解消することは、薬物療法と同じ大脳辺縁系と自律神経系に作用し、ヒートアップを沈静化して、耳鳴りいやな感じだなあという気持ちを解消させ、緊張をほぐし眠りやすくさせます。

 

 

■耳鳴りの原因と考えられる病気
外耳の病気としては耳垢塞栓や外耳道炎、外耳道膿瘍、外耳道狭窄などがあります。中耳の病気としては耳管狭窄 症、滲出性中耳炎、急性や慢性の中耳炎や真珠腫性中耳炎があります。病気の原因として一番多いと考えられる内耳の病気としては、老人性難聴や騒音性難聴や 突発性難聴、急性低音部感音難聴、メニエール病、内耳炎があります。

 

他に聴神経から大脳皮質までの中枢系として聴神経腫瘍や脳梗塞や脳出血があります。  耳鳴りを起こしている方でこの中枢系の病気を気にする人がいますが、特に耳鳴り症状に変化無く、麻痺や体の変化に異常がなく、数年以内に脳のMRIなどで 脳の精査をしたことがあれば可能性はとても低いと思いと思われます。中枢系で多い聴神経腫瘍は、脳腫瘍の7-10%を占めるとされていますが、その発生頻 度は10万人に対して1人程度と言われています。

 

出典:慶友銀座クリニック